人気ブログランキング | 話題のタグを見る
みんなに支えられて
rhythm39.exblog.jp
  ブログトップ
水中の窓
2008年 10月 14日 |
People In The Box 初ワンマンライブ「水中の窓」 @福島セカンドライン に行ってきました。

バンドのワンマンライブ、それも初ワンマンに行くのって初めて。
好きになった時にはもう時すでに遅し。 で、初ワンマンなんて終わってしまってることが多いんやもん。
今回のピープルの初ワンマンは東京と大阪の2ヵ所のみ。 しかも東京sold out。大阪ももう少しでsold out。
セカンドラインは今まで何回か行ってるけど、あんなに後ろまで人が埋まってたのは初めて。
もちろんテーブルもなかった。

インディーズにしろ、メジャーにしろ、 数多くのバンドがステップアップしていく。
そうなると、音源全てをライブで聴くということは、キャリアを重ねれば重ねるほど、困難になってしまう。
今回のワンマンライブ、既出リリースされてる音源全て聴けた。すごくね!?
なんと来年2/7に心斎橋クアトロワンマンが決定してるという。 すごいね、この勢い。
私が思ってる以上に成長してるバンドなのかもしれないな。

ライブは・・・
「Alice」を彷彿させるカチカチという時計の音のSEでメンバー登場。
ボーカル波多野くんがギターをもたずに いきなり詩を朗読。そこから始まったライブ。
朗読した詩の内容は・・・・
 僕は浴槽にいた。 クリーム色のタイル。
 微かに聞こえるのは、換気扇の音だけ。 換気扇の外は強風。
 僕は世界で一番孤独で独りになってしまったようだ。
 その時、排水溝から何人かの人がやってきた。
 一人目は、赤いワンピースを着た女の子。 軟体動物のように浴槽の床に溶けていった。
 二人目は子どものいない夫婦。
 あたりを見回してる夫婦に僕は 「ここはモデルルームじゃないですよ」と言うと
 悪態をつきながらお互いの首を絞め始めた。
 四人目は首を傾けた王様。
 「本当にこれでよかったのか」と 何度も呟き、傾けすぎた首はチーズのように溶けてしまった。
 換気扇が語りかける。
 ふと気づくと、閉じた便器の蓋に君が座っていた。
 僕は満たされた気分になり、全身を水に沈めた。
 口の中には水が流れ込んでくる。
 僕の目は、いつのまにか
水中の窓になっていた。
 換気扇の音が急に大きくなり、轟音となって耳に流れこんできた。
 ありがとう。

曖昧だけど、こんな感じの内容。
今回のワンマンライブのタイトル「水中の窓」を詩にしはったのかな。

ピープルの歌詞は、独特の世界。アホな私には、全く理解不能な歌詞。
ライブパフォーマンスもないし、MCもほとんどない。 拳を上げるような、ましてジャンプするような曲は全くない。
にもかかわらず、私が好きになったのは、あの波多野くんの透明な声の魅力やと思う。
波多野くんも「ピープルのライブに行くって言ったら、変わってる!って言われるでしょ。」って言うてた。
6月のライブよりも演奏がすごく上手くなってたな。
3ピースやのに、ドラムもベースもギターもお互いの音を 殺すことなく、いい化学反応を起こしてた。
と思った。


同じ日、サウスもライブ
対バンもDOOKIEとLINKやったし迷ったけど、ピープルワンマン行ってよかったー。
サウス行ったら、サウス行っててよかったと思うんかもしれんけど。
やっぱり、行きたいライブが被るのは辛い。
そして、盛岡でライブのLUNKHEAD、私の大好きな曲「木漏れ陽」歌ってるやん。あ゛ーーー。
1年前の昨日のライブ(福井)でも「木漏れ陽」演奏しはったもんな.....聴きたい。


ライブの前後、相方としゃべりすぎて(前後併せて5時間はしゃべってたと思う)二人とも喉がからから(笑)



 1.はじまりの国
 2.六月の空を照らす
 3.犬猫芝居
 4.月曜日消失(新曲)
 5.Alice
 6.失業クイーン
 7.完璧な庭(新曲)
 8.ブリキの夜明け
 9.夜の人々
10.泥の中の生活
11.一度だけ
12.ユリイカ
13.サイレン
14.She hates December
15.ペーパートリップ
(ENCORE1)
16.バースデー
17.水面上のアリア
(ENCORE2)
18.鍵盤のない、

「一度だけ」と「She Hates December」のアレンジは圧巻
by rhythm39 | 2008-10-14 09:25 | ライブ |
<< イェーイ! ページトップ LUNKHEAD 対バンTOU... >>
XML | ATOM

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ
Oborozakura Skin by Sun&Moon